2019年9月3日
久しぶりに朝から青空が広がった。海の向こうには夏らしい入道雲があちこちに出現していた。昨日から民宿に宿泊されているアメリカからのお客さんと一緒に西の墓へ。お客さんの祖父が昔、祝島からアメリカに渡ったとのことで、ご先祖のお墓は祝島にあるのです。うちの墓もすぐ近くなので、連れ立って墓参りに行ったのです。
さて、今日は上関町長選の告示日。結局、立候補は現職の柏原町長だけで、そのまま無投票で当選しました。原発に反対している町外の人からは、「なぜ原発反対派は候補を出さないのか」と言われることもありますが、上関原発計画が当面動きそうにない状況の今、地元住民としては、過疎化と高齢化が進み、財政難に悩む上関町をなんとかして盛り上げていきたいという共通した思いが強く、原発推進派・反対派などと言っていられないというのが現状なのです。その双方をまとめられるリーダーとしては、今は柏原町長が最適だと私も思います。長い間、原発問題のために対立させられていた上関町民ですが、本来は「みんなで協力して町づくりをしたい」と心の中では考えていた人も多いと思います。それができるチャンスが今なのです。上関原発に反対してくださっている町外の皆さんは、ぜひ上関町の町づくりを応援していただき、原発に頼らないでも自立できる上関町の実現に協力していただければと思います。