2019年10月30日
室津の港の工事が本格的に始まった。祝島航路と八島航路の定期船乗り場の桟橋は、昔から「スーパーいたの」の前にあったが、来年には、道の駅の裏側のあたりに移る予定だとか。
先日の台風17号の時に潮水をかぶって、葉っぱが全部枯れてしまった庭の柿の木だが、あちこちから新芽が出てきた。そういえば、同じように塩害で葉っぱが枯れてしまった南天の木は、いつの間にやら何事も無かったかのように、新しい枝が伸び、もとの姿に戻っている。植物の生命力はすごいなぁ。
今日は祝島自治会の毎年の行事「道こしらえ」の日でした。皆さん早朝から山に行って、それぞれの区に割り当てられた場所の道路の草刈りや清掃をします。この時期に道をきれいにしておくと、来年の春まではあまり草が生えないので、快適に通ることができるのです。年寄りが多く、作業に出れる人も減ってきたので、ここ数年は自治会が若いしを雇って、前もって草刈り機でだいたいの下草狩りを済ませているので、当日は道路上にたまった刈り草や落ち葉の清掃、くずれた土や石をかたずける、横や上から道に伸びている枝や蔓を刈り取ることなどが主な作業になります。それでも、以前より人数が減っているので、時間がかかるようになっているような気がします。作業に参加された皆さん、ご苦労様でした。
今年もイモ掘りの季節がやってきました。今年はまあまあの出来でした(^_^)。サツマイモはツルを植えた時に根が付いてさえくれたら、あとはほとんど何もしなくてもいいので、楽チン。これから焼きイモや天ぷらにして食べるのが楽しみです。
昔(子供の頃)はあまり見なかったけど、最近は港に行くとアオサギをよく見かける。見た目は灰色なので灰サギというのかと思っていたら、アオサギが正解のようだ。ギャーっていう汚い鳴き声がイマイチ。定期船を待っていると、波止にアオサギが立っていたので、撮ろうと思った瞬間に飛び立ってしまった。
今年は上関大橋が開通して50周年になります。たしか僕が小学3年生くらいの時だったと思うので、ずいぶん昔の話になってしまいました(^_^;)。開通式には僕たちも行って、大賑わいだったことを覚えています。町内の婦人会の人たちが揃いの浴衣で踊った「上関大橋音頭」、当時は人数も多かったので、壮観でした。祝島からは櫂伝馬船もお祝いに駆けつけました。あの頃はまだ原発の話もなくて、上関町も活気にあふれていたように思います。あの頃の上関町に戻る・・のは無理かもしれませんが、人口が減っても、お年寄りばかりになっても、町民が幸せに過ごせる町であって欲しいと思います。
先日、日本離島センターから、「アイランダー2019」の案内チラシが届きました。今年は11月23日、24日の二日間、例年通り、池袋サンシャインシティで開催されます。
・・が、残念ながら、今年は「祝島ブース」の出展はありません。楽しみにしていた皆さん、すみません。今回はスケジュール的に参加が困難だったことが大きい理由ですが、アイランダーというイベントの主催者側の目的が、島への移住者の募集に重点が置かれるようになり、今の祝島での雇用、住宅、医療、教育の状況を考えると、移住者の募集を大々的に行うことはできない、と思うことも理由の一つです。もちろん観光PRのための出展でもいいのですが、ちょっと肩身が狭い思いをするかな・・(~_~;)。
でも、日本中の島が集まる楽しいイベントではあるので、興味のある方は、ぜひ行ってみてください。
久しぶりに防府の姉の所に行ったついでに、同級生と一緒に昼ごはんを食べて、防府天満宮の近くにある「山頭火ふるさと館」へ。今年のお正月に来たときは、ちょうど休館日で入れなかったので、今度機会があったらぜひ、と思っていたのです。種田山頭火の自由律俳句は、なかなかいいですね。館内で自由律俳句大会の応募もしていたので、投句してきました(^_^)。記念に山頭火と一緒に写真撮ってもらいました。この二人、どことなく似てる気がします。(^_^;)
朝便で島に帰り、昼まで店を開け、お年寄りのお弁当を配達して、昼便でまた島を出た。午前中は、なかなかハード。今日はヨメさんが柳井の歯医者に行く日。ここのところ歯の治療で毎週のように歯医者に通っている。歯医者さんは白壁の街並みのすぐ近く。金魚ちょうちんが軒先でゆらゆらと泳ぐ、風情ある街並みを通り抜けたところにある。